2024年3月全体会合

みんなのイスプロジェクト:  他地域の事例紹介 (東京大学大学院 大月研究室 様)

研究の背景として、国土交通省の「健康・医療・福祉のまちづくりの推進ガイドライン」では、高齢者が休憩をしないで歩ける歩行継続距離は約 500~700m であり、「沿道景観」や「休憩施設」が重視されている。
座れる場所の重要性が指摘されており、そのために高齢者の歩行環境を整え、座れる場所の設置経緯と設営の継続的な活動に必要な要素を明確にします。

他地域の事例紹介のURL :
・玉川学園プロジェクト    https://tamagawagakuen-chonaikai.net/
・としまベンチプロジェクト  https://toshima-shakyo.or.jp/contents/toshima_bench.html
・伊豆の国市ベンチプロジェクト
・みんなのイスプロジェクト(大田区蓮沼)  https://minnanoisu.com/
・赤い椅子プロジェクト    https://akaiisu.red/map-akaiisu/

(李助教):このプロジェクトには運営者・提供者・利用者の3つの視点があり、上記のような事例が広まればよいと考えています。

参加グルーブ

自分と家の『終活セミナー』: パナソニックホームズ多摩 様

「終活セミナー」を「家」とあわせて講演いただきました。 (2/18(日)、13:30 からめじろ台第一会館 1 階ホール)

第1部「争続にならない為の終活」を司法書士の先生にお願いし、特に遺言について講演いただきました。
第2部「空き家・空き地問題と終活」では、「空き家の問題」について、新しい法令や多摩の実例を踏まえて分かり易くご説明いただきました。

ワーキンググループ

「駅前再生・活性化」&「多世代交流」

“めじろ台テラス”もようやく認知が進んで来ました。昨年5月連休に仮オープンし、どうなるかと心配しましたが、皆さまの お陰様で思った以上に早く軌道に乗りつつあります。
・「ブラックジャック」・「八王子の写真展」で盛り上りました。
・“安心ねっと”の方々には引き続きご利用いただき、有難うございます。
・来年度は法政大学の方々との交流も深めて行きます。

より良く認知していただくには、イベント等でPRに努め、皆さまに参加いただきたいと思います。来年度も色々と企画していきたいので、ろしくお願いします。

「まち資源活用」

オープンガーデンについては、5月中旬実施で考えています。
昨年作成した「お散歩マップ」が好評、今年も皆さんへの配布を計画しています。
“街の景観”を勉強し、これから建つ家に対して指針の様なものを示せればと考えています。参考になる街並みを見学に行きます。市にもご協力をお願いして、街並みに対する指針のような形でまとめられればと思っていますので、是非、皆さまのご協力・ご参加をお願いします。

「未来づくり」

子育て世代向けの「めじろ台 子育て環境アンケート」を実施しました。
各町会にご協力を依頼し、2月上旬に開始~3/17 に回答を締め切りました。
結果のまとめを速報版で、ウェブサイトに掲載することを考えています。

・子育て情報の入手先 : SNS だけではなく、近場(手の届く範囲)で信頼できる情報がある。
・子育ての悩み : お付合い(親同士・子同士)、子どもを預ける問題、経済的負担、見守りの繋がり、安心して遊ばせる場所
・相談相手:家族・親戚が多い、子どもの同級生・ママ友
・子育て環境 : 子連れで入りやすい飲食店、子どもが遊べる公園・広場、治安 の良さ、安全に遊べる街路 (居場所)
・親同士の交流の場、多世代交流の場として必要な機会:体験教室(料理、音楽、絵画、手 芸等)、季節行事、交流会、ワークショップ、マルシェ
若い世代も SNS のみに頼らず、交流・居場所を求めていることが分かります。
詳細は次回全体会合で報告いたします。

まちづくり協議会の活動

2024年度まちづくり協議会活動について

活動の主要テーマは、「京王ストア移転計画との協働」と「めじろ台テラス」、「ママパパコミュニティ」、「大学生との協働」、「みんなのイス/お散歩マップ」です。
・「京王ストア前プロムナード」と「めじろ台会館-アクセスをプロムナードと一直線に」、「めじろ台テラス」を連携させて、めじろ台の中心部の活性化を目指す
・ 現在の京王ストア跡地の“まちづくりの観点”からみた利用提案
・「めじろ台テラス」の活性化・居場所づくり
・「ママパパコミュニティ」については、3/30(土)に開催される“さくら祭り”でのPR
・ 法政大学さんとの協働・イベントの定期開催・継続、等
・「みんなのイス」・「オープンガーデン」・「お散歩マップ」の継続
・「みんなのイス」は 4~5 脚設置を目指す
・“街並み・景観向上提案”の作成と将来の空き家・空き地問題を見据えた“多様な住宅供給”の検討・立案を手掛けたい

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